デザインの考え方とは?優れたデザインの作り方!


こんにちは!ONEUP OSAKA 代表の橋上です。 最近ではビジネスの世界で「デザイン思考」という言葉が流行する程、デザインに関しての注目度が高まっています。

本日は「デザイン」の意味や基本について。優れたデザインの作り方について掲載します!




〈目次〉

1.「デザイン」ってどういう意味?

2.「デザイン」と「アート」の違い

3.デザイン制作基本の流れ!

4.優れたデザインの作り方!



1 . デザインってどういう意味?

一言でデザインの意味を伝えるとするなら

デザイン=「"本質"の視覚言語化」です!


いやぁ…少し難しい表現ですね…笑


例えば世界中で使用されている「トイレマーク」

これ実は、日本発祥のピクトグラムなんです!


1964年に開催された「第一回東京オリンピック」

当時は今よりも英語が普及していなかったため、来日した外国の方と十分なコミュニケーションが取れない状況だったんです。


そこで生み出されたのがあの有名なトイレマーク!


この有名なトイレマークの例こそ

「"本質"の視覚言語化」といえるのではないでしょうか。

また、デザインという言葉は時として様々な意味をもちます。

近いニュアンスですが、それぞれ大きく意味が違いますよね。

店舗の販促ツール等のデザインに多く携わるONEUP OSAKAでは


課題(集客や単価向上)のための「手段」として様々な「創意工夫」を施す「一連のプロセス」


これこそが「デザイン」であると考えています。






2. 「デザイン」と「アート」の違い

一言でまとめると

● デザイン=問題解決

● アート =自己表現

と、大きく意味が異なります。

〈アートとは?〉

簡潔に言えば「表現と創造」。表現の中に制約はなく、アーティストは自分や他者の感情や体験、もしくは日常や歴史的な事柄をアートに昇華します。

そこに必ずしもオーディエンスがいる必要はありませんし、最終的なアート作品に作り上げるのに決まった工程も無ければルールもありません。


〈デザインとは?〉

多くのデザイナーが視覚的センスに長けているために、デザイナーにはスケッチや写真などの技術が求められると誤解されがちですが、優れたデザイナーは「問題解決能力に長けた人物」であり、写真やスケッチなどの視覚的センスを必要とする能力は、あくまで問題を解決する際に立てた仮説を補助や検証するために使われるものになります。



ここから少し話が脱線しますが

元々僕は学生時代からずーーっと絵を描いていたんです。


アートの世界が出身の僕にとってデザインの世界は正直とても窮屈でした。笑

しかし、長年デザインとアートを両立させながらBarに勤め、お客様と触れ合った経験や、その後行政書士事務所で得た数多くの成功体験はデザインのスキルを大きく飛躍させました。


デザイン制作は本当に技術面よりも「問題解決能力に長けた人間力」が最も必要であると考えています。


● アートはセンスや感性が活きる世界です。

● デザインは問題を見出し、解決へと導く論理的能力が必要な世界です。


デザインを始めたばかりの人だとアートとデザインを混同してしまうということも考えられます。大学等でアートを学んだ人であれば尚更です。なので、まずは最初からアートとデザインを混ぜて考えるのではなく、しっかり違いを理解し、そしてデザインの中にあなたのアート的思考を取り入れられるようになれば、きっと素晴らしいデザイナーになれると思いますよ!







3. デザイン制作基本の流れ!

さて、ここからはデザイン制作の流れをお伝えします!

デザイン制作って「デザイナー」だけが行っていると思っていませんか?

デザイン制作には本来3人のプロフェッショナルが存在します。

●クリエイティブディレクター

●アートディレクター

●デザイナー


先程「2.デザインとアートの違い」でご説明した「問題解決能力に長けた人物」とは主にクリエイティブディレクターやアートディレクターを指します。


しかし、TV広告やPV制作等を行う大手広告会社での大きなプロジェクトを除く

さな会社のデザイナーやフリーランスデザイナーは1〜3を全てデザイナーがこなさなければならないのです!


また、デザイン制作において最も重要なのは1〜2です。

顧客の問題を見出し、解決へと導くアイデアを出せなければ、優れたデザインは絶対に作れません!



それがどれだけ大変なことなのか、飲食店を例にしてみましょう。

上図を見ていただければわかるように、小さな会社のデザイナーやフリーランスデザイナーは

●店長 ●料理長 ●キッチンスタッフ

この全てを1人でこなさなければならないのです。


僕はデザイン会社へ務めた経験がなく、飲食で働きながら実践を積み重ね、この一連のプロセスをこなせるようになりました!


新米のフリーランスデザイナーさんや店舗でデザインに携わっている方は本当に貴重な経験を積むことができてると思います!1人で全てを行うのは大変かと思いますが、必ず成長へと繋がりますよ!


詳しいデザイン制作の流れに関しては今後のコラムでも掲載させていただきますのでまた、参考にしてみてくださいね!







4. 優れたデザインの作り方!

さて、それではそろそろ本題に入りましょう!

先程までのプロセスで「デザインの基本的な考え方」を伝えることができたかと思います!


ここからは実例を用いて「優れたデザインの作り方!」をお伝えします。

実際にお知り合いの病院からアドバイスを求められた事例です。

そしてこれがその病院で出入り口に貼られていた張り紙です。

一見キレイにまとまって見えるデザインですが、鍵を開ける入院患者様は大きく減らなかったようで、文章を理解した上で出ていく入院患者様も多く居たそうです。


まずデザインの添削の前に、情報を整理しましょう!


●問題 :病院の出入り口の鍵を勝手に開けて入院患者が出ていく。

●対象者:入院患者様(主にご老人)


この2点が抑えるべきポイントですね。

それではアドバイス後のデザインを御覧ください。

こちらがアドバイス後の張り紙です。

この張り紙に変更後、勝手に鍵を開ける入院患者様は全く居なくなったそうです!


このデザインは一見シンプルですが様々な要素が含まれています。


● 老人は青と黄色を認識しにくい傾向がある。

● 老人は赤を認識しやすい。

●「危険」「感電」という言葉で鍵を開ける行動を抑止。

● ルビをふることで「感電」をより強くみせる。


良く見るようなデザインですが、ユニバーサルデザインにも配慮してアドバイスしています!


もしかして「こんなの誰でも作れるやん!」と思った方、いらっしゃいませんか!もしそう思って頂けたのであればこのデザインは優れたデザインであると言えるのです。


それは「ひと目見ただけで構造が理解できるデザイン」であるということなのです。

疑問すら持つことなく、脳裏に瞬時に意味を理解させ「鍵を勝手に開ける」という行動を抑止する。

まさに問題解決へと導く、狙い通りの優れたデザインなのです。


病院という性質上、「感電」という表現が適切かどうかという問題ありますが、病院側はこの内容で採用されたそうです!


課題を見出し、解決する!新米デザイナーさんやお店でデザインに携わる方はこれを意識して制作に取り組んでみてはいかがでしょうか!今後デザイン制作技術面に関しての掲載も考えておりますので、是非ともご参考にしてみてください!




今回の掲載はここまでとさせていただきます!読んでいただきありがとうございます!

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